【ママ必見】共働き夫婦の家事分担は「デート」で解決!話し合いに必要な3つの心得も紹介

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「夫婦で共働きなのに、自分の家事負担が大きいから平等にしたい」

「夫がお手伝い感覚で、言われた家事だけしかしない」

「家事分担の話し合いをしたいけど、どちらも不満が残りモヤモヤする」

共働き夫婦にとって、仕事と家事の両立は、避けられない問題です。育休が明けて、子どもを保育園に預けることが決まった人も、これから子どもをつくりたい人も、今の分担のままでは両立できるか心配だと思うかもしれません。

夫婦の家事分担を巡っては、少し不安を感じている人から、夫婦仲が険悪になり離婚しそうな人まで様々な状況があります。

実は、家事分担には話し合いが欠かせないと分かっていますが、家事分担をストレスなくルール化する方法があります。

そこで本記事は以下の内容をわかりやすく解説します。

本記事を参考にして、ぜひご家庭の家事分担を見直してみてください!

目次

共働き夫婦の家事分担において妻が負担を感じる理由3選

共働き夫婦で、家事分担を決めていても妻が負担を感じていることが国の調査でもわかっています。

2021年に行った総務省の社会生活基本調査によると、6歳未満の子どもがいる共働き世帯の1日当たりの家事関連時間は、女性が7時間28分、男性が1時間54分でした。

妻は夫の3.9倍以上家事をしているという結果が出ています。

時間で差がでているので負担を感じているのはもちろんですが、気持ちの面でも理由があります。

細かくみていきましょう。

名もなき家事を妻が担うケースが多い

家事は、「どちらがやるか決まっていない細かい家事」が多く存在します。それをすべて妻が担っていると、膨大な家事の量になります。

例えば、朝食や夕食作りに関しては、以下のとおりです。

  • 献立を考える
  • 買い物に行く
  • 下ごしらえする
  • 食器を出す
  • 盛り付ける
  • 運ぶ
  • 食器を洗う
  • シンクを掃除する
  • 調味料の残りを把握する

夕食作りを主に妻が担っていると、結果的に妻が行動することが多いので負担感が増します。

ゴミ出しに例えるならば、

  • ゴミ袋の在庫を確認する
  • ゴミ袋を買う
  • 分別する
  • 家庭内のゴミを全て集める
  • ゴミを出す

育児が加わると、さらに増える名もなき家事。

担当していない人に見えにくいのも、負担を感じる原因になります。

家事・育児のリーダーになりやすい

実際に育休や、夫よりも就業時間が短い場合は妻が家事のリーダーになりやすいです。

家に長く居る・子どもと長い時間過ごす方が、より細かいところに気が付きやすいことが原因とされています。

しかし、育休が明けフルタイムで働くことになった場合も、家事・育児のリーダーが続いている場合が多いです。

生活スタイルの変化に伴い、家事分担も当然変える必要があるので、定期的な話し合いで見直す必要があります。

家事分担は時間がかかる話し合いでもあるので、忙しいと時間を設けるのが難しくなります。後回しにしていると夫婦間のコミュニケーションが足りなくなり、不満が生まれる状態を作ってしまうのです。

「夫の家事はサポート」の風潮が残っている

時代の変化に伴い、夫は仕事・妻は家事という考えは変わってきました。しかし、夫の家事はお手伝いのように扱われ、妻の家事は当たり前と思わる風潮がまだ残っています。

妻が仕事をしていても、手を抜くことに罪悪感があって自分がしなければと抱え込んでいる人も多いです。

そのため、夫が「仕事が忙しいからこの家事はできない」と言ったとしても、仕方がないと妻が我慢して家事分担が多くなっている可能性があります。

家事分担の話し合いに必要な3つの心得

家庭は夫婦で築いていくもの。自分で抱え込みすぎないのも大切です。

家事分担の不平等さに悩むことは誰でもあり得るので、話し合いで家事分担のルールを作りましょう。

ここでは、家事分担の話し合いに必要な3つの心得を紹介します。

順番にみていきましょう。


1.家事分担を見える化する

まずは、「名もなき家事」も含めて見える化しましょう。朝起きてから寝るまでの行動を書き出すのがおすすめです。

余裕があれば、洗剤やティッシュ類など「在庫がなくなったら買うもの」をリスト化するといいですよ。

洗剤や調味料は、家事を担当している方にこだわりがある場合が多いです。買うものを間違えないように写真に撮って、夫婦のLINEの「アルバム」に入れておくとすぐに見返せます。

夫婦LINEのアルバムの活用

家事を書き出すことは、相手が必要と思っていなかった家事に気づくメリットもあります。そして、絶対に自分が譲れない家事を明確にすると、分担がしやすいです。

得意・不得意という観点や、起きる・寝る時刻に合わせて分担していきましょう。

もしこの段階で、「妻の負担が大きい」と夫が思ったら、できそうなことから夫の分担にする方向で話し合います。

夫に任せたものは、しばらく見守りましょう。すぐに細かく口出ししないことも大切です。

2.話し合いの主軸を「手放す家事」にする

妻vs夫という考えではなく、家事vs夫婦の目線で話し合うことを確認しましょう。

子どもが年中以上の年齢なら、子どもにできる手伝いを尋ねて話し合いに巻き込みます。その際は、習慣化できるようサポートする役割も忘れずにどちらかで分担しましょう。

家事分担を減らしたいと思ったら、時には妥協も必要です。完全に不平等感をなくすというより、手放せる家事は何かを考えると夫婦で大事にしたい家事が早く見つかります。

以下に手放す家事のアイデアの例を紹介します。

  • 食器の手洗い→食洗機
  • 日用品の買い物→ネット通販の定期便
  • 大物の洗濯・干す→コインランドリー
  • お風呂や換気扇の掃除→家事代行
  • みんな起きてる時間に掃除機→早起きする人がモップ
  • 料理→外食やお弁当の日を増やす

頻度を少なくできるものや、お金を払って使えるサービスを探す話し合いもおすすめです。

家事代行にかかる料金を2人で検索すると、「それなら頼もう!」「そんなにかかるなら自分でやる方がいい」と妥協ポイントもわかりやすいですよ。家事代行の半額をお小遣いにするなど、お互いに前向きになれる話し合いを心がけましょう。

話し合いの最後に、お互いの分担した家事に「ありがとう」と言うこともルールで明確化してください。慣れないと「強制して意味があるの?」と思うかもしれませんが、慣れてくると自然に言えるようになります。

感謝の気持ちは夫婦間でもずっと忘れずにいたいものです。

3.良好な夫婦関係を保つためデートを習慣化する

お互いに仕事や家事に疲れてストレスが溜まっている状態だと、夫婦間で不満が生まれやすいです。

「今、何が大変なのか」「興味があることや心配なこと」がわからなくなり、家事分担の不満があってもすぐに話し合いができません。

それを解消するのがデートの習慣化です。

忙しくても、会話がある夫婦は細かいことも話しやすいので、生活スタイルの変化に応じて家事分担の話し合いを重ねていけます。

とはいえ、忙しい中でどうやってデートの時間を確保するのかわからない人もいるでしょう。

デートと言っても、必ず出かける必要はないので、以下の提案を家族の生活に合う方法で試してみてください。

  • おうちデート(◯曜日の夜は、好きなものを食べながら30分だけ今週あったことを話す)
  • 2人のために有給を取ってランチや買い物
  • 子どもを預けてお出かけや映画鑑賞

子どもを預けることに罪悪感を抱く必要は全くありません。しかし、どうしても…という人は、子どもや預かってくれる人にお礼の品を渡すのはどうでしょうか。子ども目線で考えても、両親が笑顔で帰ってきて、機嫌が良いなら嬉しいと思うはずです。

子どもと離れるのは数時間ですが、「この数時間が夫婦仲の今後を左右する」と考え、自己投資ととらえましょう。

預ける人が近くにいない場合は、シッターサービスや一時預かり、親がいなくてもできる習い事なども検討してみてください。

そもそも、家事分担の話をしようものなら喧嘩しそうだという人は、まずデートをおすすめします。

なぜなら、相手を思いやる心がないと建設的な話し合いが成立しないからです。

結局は、夫婦のコミュニケーションで成り立つのが家事分担

この機会に夫婦仲を見直して、家事分担を話し合い仲良く過ごすことに役立ててみてください。

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